クロストーク Vol. 1 京都・学生編 #2 – cuyulas | 喫煙情報メディア

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喫煙率が年々減少していく社会で、たばこについて人々はどう思っているのか本音で話してもらう「クロストーク」。

先週に引き続き、京都の喫茶店を会場に、たばこを吸う学生3人に、「なぜたばこを吸っているのか」、「吸っていてよかったこと・悪かったこと」などについて、自由に話をしてもらいました。対談の後半部をお届けします。

前半部はこちらをご覧ください。


──たばこを吸っているときに気をつけていることとかありますか? マナーとか。
ミカ: 子どもが通るとき、息を吐き出さない。
キタ: 歩きたばこをしない。基本的にしない。
ミカ: 歩きたばこは、時々するけど、吸殻は捨てない。
キタ: 吸殻はたまに捨てる。
ミカ: 携帯灰皿に入れる。
ユウ: 上に向かって吐くとか。
キタ・ミカ: ああー。
キタ: あと薄い関係性の異性の前では吸わない(笑)。
──嫌われたくないからですか? 遠慮して?
キタ: 遠慮して。別に嫌われてもいいけど、薄いから。匂いとかつくし。
ミカ: 私はなんか普通に吸う人の前では吸うけど、吸わない人と一緒のときは吸わない。
ユウ: でもやっぱ止まって吸いたい。歩きながら吸うとかチャリ乗りながら吸うとか……。
キタ: チャリ乗りながら吸うはテロやな。
ユウ: あと俺は絶対飲み物ほしい。関係ないけど。絶対紅茶花伝持ってる。交互に飲んだり吸ったり。
キタ: 気をつけることね。
──人によりますけど、ブレスケアするとかファブリーズするとか。
ミカ: 最近はするかも。なんかマスクしてるから、自分が害を被るんで、ミンティアとか噛むようにはしてる。
ユウ: 俺、指先洗うのと、あとくちゅくちゅぺっする。でーその、あ、ごめん、うがい。
一同: (笑)
ユウ: 恥ずかし。自然に出たわ。うがいするのは、多分うがいするせえへんで、黄ばみ度が全然違うみたいななんか記事読んで。
ミカ: へえー。
キタ: てか口の、たまに厭になるじゃん。たばこ吸った後の口なんか。アレを解消するためにくちゅくちゅぺっするな。
一同: (笑)
ユウ: そうくちゅくちゅぺっする。
キタ: 大切よ。
ミカ: 少なくとも水、なんかは飲むかも。
キタ: あとくっせえとされる銘柄は吸わない。
──たとえば?
キタ: マルボロ。赤マル。
ミカ: 嫌いやなー。
──ほかにはどうですか?
キタ: 甘いやつ?
──とかですね。
キタ: ブラックデビルは絶対吸わない。くせえから。
ミカ: でもあれ別にくさくなくない? 嗅いでも。吸い口が甘いだけじゃない?
キタ: 匂いくさい。俺匂いがだめや。
ユウ: それ香水きつい人みたいな?
キタ: いや、厭な甘さ。
ユウ: 厭な甘さか。
ミカ: (キタがiQOSを吸っているのを見ながら)私iQOSの匂い嫌いだけどね。
ユウ: (嗅いで)あー結構好き俺。iQOSの匂い結構好き。
ミカ: えーマジか。


──最近たばこ吸うの厳しくなったという実感はありますか?
ミカ: ある。
キタ: ある。
──(3人の通っていた)大学とか吸えなくなりましたけど。いつから吸えなくなりました?
キタ: 去年の4月とか。
ミカ: コロナになったときくらい。
──どう思いますか?
キタ: わかってない。
ミカ: そんなことしても、
キタ: 吸う奴は吸うしなあ。
ミカ: そう、減らないからさ、どうせみんな他の場所で吸うだけ。
キタ: それだったら大学内に煙をおさめてた方がいい。その1カ所に。
──うん、大学以外ではどうですか? 街中とか。
キタ: 吸えてたカフェが吸えなくなるのは悲しい。行かなくなる。
──(ユウさんの大学院の所在地)は厳しいんですか?
ユウ: 俺は、逆に院に来て、全然あんま感じてへん。喫煙スペースは学校に普通に結構あるな。4つくらいあって。
キタ: ほえー。
ユウ: ストレスあんま(ない)。でも、都会とか出ると、喫煙所探すの手間。なんか基本的に「健康であれ」みたいなのがまず、うざい。延命させる感じの。
ミカ: わかる。
キタ: たしかに。


ユウ: なんかきもいこといっていい?
キタ: ええよ。
ユウ: (パソコンを見せながら)この人有名やん。
キタ: 初めて見た。
ユウ: ウェルビーイングみたいな。身体的な健康と社会的な関係性みたいな。わりと日本の第一人者的な。アメリカの大学院で博士取ったみたいな。あんまりわかってないけど、アイディアを出すときに、見たら普通に当たり前やなと思うんやけど、「する」か「ただある」か、「ひとり」か「みんな」か、みたいな。で「ひとり」で「ただある」というのがアイディアが出やすいと。俺はこれを見てたばこやなと思った。たばこみんなめっちゃ吸うやんクリエイターとか。なんかそこ関連ある気がする。
ミカ: でも一種なんか心にさ、屈折じゃないけど、普通に生きてたら吸わなくない? たばこって。
キタ: 吸わん。
ミカ: 何かしら、なんか抱えてる人が吸っているような気がするけど。
キタ: 俺じゃあ普通に生きてないってこと?
ミカ: なんだろうな。
──生きづらさみたいな意味ですか?
ミカ: そう。 えー、難しい。何かしら、たばこを吸うことに理由があるような気がする。
ユウ: でもミカの話わかる。言ってることなんか。
ミカ: わかる?
ユウ: うんなんか。うまく言えないけど。
──具体的には言えないけど?
ユウ: ……なんかその嗜好品みたいなのとはちょっと違うんだやっぱ、いや嗜好品とも言えるんだけど、それだけでは語れないなにかみたいのがなんかある。
キタ: よくわからないなあ。
一同: (笑)
ミカ: え、わかんない?
キタ: 正直よくわからん。
ユウ: てか、結構メンタルしんどくなったとき吸う量増えるみたいなのはある。
ミカ: でも失恋して吸ってたじゃん。
キタ: でもそれは普通では?
ミカ: うーん、でも別に、うーん、だってさたばこって普通に吸ってていいことないじゃん。吸って、吸い始めてからわかることはあるけど、吸ってない人からしたら、体に害があって、高くて。別に吸う必要ないじゃん。そこで満足してたら。
キタ: うーん。満足できない人が吸う?
ミカ: そう、それだけでなんかたばこがない人生で、なにかしら満足できないことがあるから、吸うんじゃないのかな。
キタ: えー?
ユウ: なんかアルコールに走るのとかさ、アニメめっちゃ見ちゃうとか、ゲームめっちゃやっちゃうとかとなんか似てる気がする。俺的に。今のことをちょっとこうなんか忘れさせてくれる感じ。
キタ: えーでもそれはあんまり個人的に実感がわかないな。 だって……、今から30年前なんてたばこ吸うの当たり前だったじゃん。たばこ吸う人が。そういう意味で、欠けてるから吸うっていうのは。
ミカ: でもそれはだって30年前の話でしょう? それが当たり前だったことの話で。
ユウ: 健康意識もだいぶちがったよね。30年前では。
ミカ: うん、こういうときになってでもなんか、たばこを吸うのは。さっきあったけど若干なんか、たばこを吸うのがかっこいいみたいな、そういうのもあるわけじゃん。
キタ: うーん。
ミカ: なんか人生に対する価値観の違いみたいのもある気がするわけでさ。
キタ: え、そうかあ?
ミカ: だって長生きしたいとか思ってないでしょ?
キタ: うん。
ミカ: 健康で長生きしたいとか、それが人生において楽しいみたいなさ、人だったら絶対に吸わないわけじゃん。でもそういう人がマジョリティなわけじゃん世の中では。
ユウ: YouTubeで動画配信してる人たち。
ミカ: (笑)そうなのかなあ。
ユウ: えあの人たち言うやん。「健康で、きょうも一日ハッピー!」
一同: (笑)
ミカ: だからなんか、そういう「そうじゃない」人たちが吸うものなのかな。
キタ: うーん、そうか。そうなのかもな。
ユウ: 全然納得してない口ぶり。
ミカ: それかなんも考えてない人。 逆にキタはなんでたばこ吸ってるの?
キタ: ニコチンの影響でしょ。
ミカ: そうだけど、そこに至るまで、というのがあるじゃん。
キタ: なんでたばこ吸ってるか?
ミカ: だし、やめようと思えばやめられるわけでさ。禁煙外来とか行けばいいじゃん。
キタ: うーん。なんで吸ってるんだろう。おいしいから。
ミカ: ああ。まあおいしいけどね。
キタ: んーなんか、自分が欠けてるという実感はわかないな。
ミカ: そこの実感があるかどうかは問題じゃない気がするけど。
キタ: 欠けている、うーん。普通、の人やし。
ミカ: え、本当に自分のこと普通だと思ってる?
キタ: わりと普通?
ミカ: んー、日本にもさ、1億人いるわけじゃん。みんな自分みたいな人間ってこと?
キタ: いや性格とかは違うけど、ライフスタイルとかそういう部分ではそんなに逸脱はしてるとは思わない。
ミカ: じゃあ何読んでるかわかんないけど読んで、毎日勉強して、音楽を聴いて、たばこを吸う、まあたばこは抜いといて、そういう風にしてる人が日本人の一般的な姿だと思うわけ?
キタ: それを言われると違うかもしれない。
ミカ: でしょう? だからそういうことを言いたい。
キタ: なるほど。
ユウ: でも、キタの関わってる界隈では(そのライフスタイルが普通)。
キタ: そうなんですよ。
ミカ: だからそう、集まるからわかんないけど。
キタ: 環境でわかんなくなってたんだなあ。


──最後に、皆さんの専攻とたばことの関係について、何か言えますか?
キタ: ああまあ、あるけど。
ミカ: あるの?
キタ: あるよ。なんか文化人類学はさ、フィールドワークするのが基本だけど、パレスチナとか行ったらみんなばかすか吸ってる訳じゃん。そこでなんか、たばこ吸ってたら人と仲良くなれる、喫煙者の人と仲良くなれるのもあるし、なんだろう。そういう部分では本当に……、人との、ラポールではないけど、信頼関係みたいな。人と出会えるなーという部分で有利なところを感じることはある、かな。
──ユウさんはどうですか?
ユウ: うーんなんか、これはまったく俺の意見とかではないけど、なんかある人が、たばこを吸うのは自分の肺のなかを自分で愛撫したいからみたいな話をしてるのを、見たことがあるんだけど。
キタ: きもちわり。
ユウ: それがなんか俺的には、結構納得いくというか。 いやなんて言うん? その、リスカとかはせえへんけどさ、自傷衝動みたいなのがさ。
キタ: 生の実感を得るってこと? たばこを吸って。
ユウ: めっちゃ広げて言うとそういうことになってくるけどさ。生の実感とまではいかないにしろ、肺に入れたら肺がなんかくっとくる感じ。
──それは大学や大学院でやっていることとなにか関係ありますか?
ユウ: ない。基本的にない。
ミカ: ないんかい。
ユウ: えー、メディア表現。えーなんやろ。でも普通にこれ(たばこ)もメディア。うーん、普通にコミュニケーションツール的な話はあるけど。 だからその、うーん、普通に陳腐な話しかできへんな。
ミカ: 陳腐でもいいんじゃない。
キタ: たばこ吸ってる時点で陳腐やんな。
ユウ: なんか、テンポ生まれるから。リズムが生まれて話しやすいみたいな。酒とか、居酒屋とかでもさ、意味も無くグラス触ったりするやんか。それと似たような感じなんかな。そういうのもあるし。
ミカ: なるほどねえ。
ユウ: お互いがお互いをまねし合う感じ。それがなんか、ある種のグルーブ感みたいな。
ミカ: いま全員たばこ吸ってるしね。
ユウ: あとはなんか、公の空間に私的ななんか、公なのか私的なのかよくわかんない変な空間が立ち上がってるのがなんかいいなあ。
──なるほど。なにかミカさんの専攻とは絡めて言えそうですか?
ミカ: えー、ない。
──なければないで問題ないですが……。
ミカ: えー、ない、うーん、でもなんか社会学とかそういう感じで言うと、たばこを吸うって言うのは社会問題でもあって、たばこの煙が与える影響とかがあって、それを批判されることが結構あると思うんだけど、人体(自分)への害よりも。なんかフィンランドに行ったときに、向こうの人は結構ヴィーガンみたいな人が多くて、でもそのヴィーガンの人たちでも、肉は食べないけど、たばこは吸う人がいて。そういう人たちは、たばこについてどう思ってるんだろうなあ、とは疑問に思ったことはある。
一同: (笑)
ミカ: なんか、そこに矛盾があるような気がするけど、それを自分でどうやって解決してるんだろうなあ、みたいな。
──そういうことを考えるきっかけにはなると。ありがとうございます。

Shunichi Shiomi

cuyulas 編集部/吸っている銘柄:ハイライト

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